桜といえば

私の住む街では、そろそろ染井吉野(ソメイヨシノ)も見納めの時期になりました。

風に舞う花びらの優雅な姿が見られるのも、わずかな時間となりそうです。

(天気予報では、明日は雨だとか)

  

花見といえば、多くの人が早春から始まる桜を想うくらい「花=桜」が根付いているように思えます。

  

せっかくの桜の季節。

今回は桜にちなんだ言葉をいくつかご紹介します。

  

旧字体は「

バラ科の落葉樹の木の名まえ。

旧字体のつくり「嬰(えい)」は小さいという意味があるそうです。

 

櫻は、桃(もも)に似て小さい実がなることからいう

新選漢和辞典 Web版

  

桜のつく単語

・桜花(おうか)

・桜桃(おうとう)

・桜紙(さくらがみ)

和紙の一種。もとは反古紙(ほごし)を漉(す)きかえして、現在はマニラ麻、わらなどの繊維を用いて製する、小判の薄い柔らかなもの。ちり紙などに用いる。

日本国語大辞典

若い世代の方はご存知ないかもしれませんね。

・桜狩(さくらがり)

さくらの花を見に行くこと。はなみ。

新選漢和辞典 Web版

・桜月(さくらづき)

陰暦の三月。

新選漢和辞典 Web版

・桜湯(さくらゆ)

塩づけにしたさくらの花を湯に入れた飲み物。婚礼のときによく用いられる。

新選漢和辞典 Web版

  

  

日常生活から婚礼、暦まで、さまざまな場面に登場する「桜」

桜色の美しさ、華やかさや艶やかさが、慶びごとに登場するのも分かる気がします。

  

  

その一方で「サクラ」と表現するときは

・江戸時代の劇場で、頼まれて役者に声をかける者などを入れるための特別の桟敷。また、その者。太郎桟敷。

・露店などの、業者の仲間で、客を装って品物を買ったりほめたりして他の客の購買心をそそる者。また、なれあいをいう俗語。

・ある人に頼まれて、その人の都合のいいような役回りを引き受けること。また、その人。

日本国語大辞典

というように、ちょっぴり後ろめたさと狡賢(ずるがしこ)さを感じさせるのも「桜」の魅力なのでしょう。

  

  

また

桜模様の便箋(びんせん)や懐紙(かいし)

そして

桜餅(さくらもち)

見かけると、つい求めてしまうのは桜の魅力に抗えないからかもしれません。

  

  

あなたにとって「桜」の記憶と思い出はどのようなものでしょう?

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