屋根より高~い 鯉のぼり🎵
5月5日は、現代風にいえば「こどもの日」
お節句から見ると「端午の節句」ですね。
ご自宅の庭に「屋根より高い 鯉のぼり🎏」がある風景は、都会に行くほど少ないかもしれません。
童謡「こいのぼり」で、「大きいまごいはお父さん、小さいひごいは子どもたち」と歌われる「まごいとひごい」は、漢字で書くと「真鯉と緋鯉」
真鯉(まごい)は黒の鯉(のぼり)
緋鯉(ひごい)は赤の鯉(のぼり)
昭和初期に作られた童謡「こいのぼり」では、父と子(男の子)という設定です。
立身出世の願いが込められた「登竜門」の鯉のぼりから、男女の別なく子どもたちの健やかな成長を願う「こどもの日」へと変化することに加え、鯉のぼりも親子の姿へと色や形を変えていきます。
今は、先頭が真鯉(黒)ではないもの、緋鯉もピンク系が増えて母親を表すもの、青や緑、そして橙(オレンジ)の子どもたちなどバリエーション豊かになりました。
青や緑は、青葉・新緑のように「若さ」「生命力」の意味を持ち、子どもたちのイメージにぴったりですね。