小雪(しょうせつ)・橘始黄(たちばなはじめてきばむ)
2023年12月2日
旧暦10月20日
二十四節気(にじゅうしせっき)は 小雪(しょうせつ)
*11/22~12/6
七十二候(しちじゅうにこう)は 橘始黄(たちばなはじめてきばむ)
*12/2~12/6
北日本だけでなく、広い地域で暖房が使われているのではないでしょうか。
冬の代名詞のような「炬燵(こたつ)で蜜柑(みかん)」
橘始黄(たちばなはじめてきばむ)の橘とは、ここでは柑橘(かんきつ)の実のことです。
橘(たちばな)
①生食されたミカンの古名
②ミカン科の常緑低木。日本で唯一の野生のミカンで近畿地方以西の山地に生え、観賞用に栽植される
③植物からたちばな(唐橘)の異名
④はなたちばな(花橘)に同じ
⑤紋所の名。橘の葉と実とを組み合わせて図案化したもの
⑥香木の名
⑦薫物の名
日本国語大辞典
常緑樹ですので葉っぱは緑のままですが、庭木の橙(だいだい)、八朔(はっさく)、金柑(きんかん)、柚子(ゆず)などが陽射しを浴びて黄色味を帯びてきています。
この時期の柑橘類をいくつかご紹介します。
橙(だいだい)
熟しても落果せずに冬を越し、春に再び青くなって、翌年の新しい実とともに木に生
なり続けるところから「だいだい(代々)」の名があり、一家の繁栄を思わせてめでたいとされる
日本の歳時記
八朔(はっさく)
金柑(きんかん)
柚子(ゆず)
柚子と比べるとひときわ存在感のある大きなものは「鬼柚子(おにゆず)/獅子柚子(ししゆず)」
*柚子とつくものの、文旦(ぶんたん)の仲間です
鬼柚子(おにゆず)/獅子柚子(ししゆず)と文旦(ぶんたん)
焼き魚に、鍋物に、ドリンクに…この時期の橘(たちばな)をご堪能ください😋