お と ご
※2022年6月20日にFBページ【ことばの庭】で投稿したものを加筆・修正しています
ずっと引っかかっていた言葉があります。
それは「お」
丁寧語の「お」と「ご」この2つの使い分けに関して、質問を受けたことがキッカケで少し調べてみました。
基本的に
「お」は和語につき
「ご」は漢語につきます。
※和語=大和言葉(訓読みのことば)
いくつか例文を見てみましょう。
・〇〇をお使いになられますか?
・〇〇をご利用なさいますか?
使いにつくなら「お」(動詞“使う”の名詞化)
利用につくなら「ご」
・お書きになる
・〇〇先生が、ご執筆なさったもの
書くなら「お」
執筆なら「ご」
・お供します。
・ご一緒します。
供なら「お」
一緒なら「ご」
などなど。
もちろん例外もあります。
本来なら「ご」誕生ですが、多くの場面で「お」誕生が使われていると思います。
私も「お誕生」が普通だと思い込んでいて、漢語という感覚がありませんでした。
そして!気をつけたい「お」も。
どちらかというと
「お」は、おんな言葉
「ご」は、おとこ言葉
とも呼ばれるように、女性の方がより多く「お」を使うと言われています。
お箸
お顔
お水
・
・
・
さらに
関西の方がおっしゃる
お寺さん
お豆さん
など
親しみを感じる「お」言葉もありますね。
また、大人が子どもに話すとき
「お顔を洗ってらっしゃい」
「お洋服を着替えましょう」
など「お」を使うのではないでしょうか。
この「お」
大人同士で使いすぎると、丁寧の「お」ではなく、幼稚園の先生が園児に話しかけるような…「年上(目上)のものが年下に対して語る印象」を与えることも。
「お」と「ご」の使い分け
プラス
本来の丁寧の「お」ではない用い方にも注意したいものですね。

