霞始靆(かすみはじめてたなびく)
※2023年2月19日にFBページ【ことばの庭】で投稿したものを加筆・修正しています
季節がまたひとつ先へと進んでいきます。
窓から見える山の木々の梢が心なしか膨らんでいるようにも、春色に染まりはじめたようにも感じる地域も増えてきたのでは?
まだハッキリとは見えず、ぼんやりとした様子も自然が織りなす景色。
とかく人は白黒つけたがる面を持ち
それは正しいか、正しくないかという2択のむつかしさを生み出すようにも感じます。
霞(かすみ)のように “今はハッキリしない” という状態も、ときには良いのかもしれません。
水温む春(みずぬるむはる)
こころも冬から春へとゆるめていきたいですね。