絵本「とかげのアンソニー」
昨夜オンラインで参加した「認知症勉強会」
絵本の作家でもある、小林博子先生のお話を直接伺えるという、貴重な機会をいただきました。
思い返してみると、医療職のころは職員からの目線で学ぶことが多く、その人そのものではなく“病気(疾患)”ばかり見ていた気がします。
誰もがさまざまな経験を積み、生きてきた大切な人……
小林先生のあたたかく、やさしい語り口に、心の耳で話を聞くことができたようにも思えます。
ことばは、その意味するところだけでなく、発する側の心(エネルギー)ものせて相手に伝わっていくもの。
理解できないように感じても、反応に乏しくても、心で見て聞いて感じているもの。
当事者世代として、家族として、支える周囲の人として
「お互いさま」
の気持ちで過ごせる時間が、少しずつ増えていくことを願って。
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