春分(しゅんぶん)・桜始開(さくらはじめてひらく)
2024年3月25日~3月29日の暦
旧暦では2月16日~2月20日
二十四節気(にじゅうしせっき)は春分(しゅんぶん)
昼と夜の長さがほぼ等しくなる。
七十二候(しちじゅうにこう)は桜始開(さくらはじめてひらく)
桜の花が咲き始めるころ。
浮世絵にも描かれる桜や花見の様子。
日本版七十二候にしか登場しない桜に、春の到来を待ち望む古の人々の想いが込められているようにも感じます。
世の中に花はいろいろありますが、花見といえば、桜の花を見ること。そんな公式ができているくらい日本人には馴染み深い花ですね。
『久方の光のどけき春の日にしづ心なく花の散るらむ』と詠んだのは紀友則(きのとものり)
咲く時も美しく、散る時も余韻を残す花。
今年は見る人の心にどのような思い出を咲かせ、残すのでしょう。