立春(りっしゅん)・東風解凍(はるかぜこおりをとく) 

2024年2月4日

旧暦12月25日

二十四節気(にじゅうしせっき)は 立春(りっしゅん)

*2/4~2/18

七十二候(しちじゅうにこう)は 東風解凍(はるかぜこおりをとく)

*2/4~2/8

春の始まりですが、旧暦ではまだ12月。新春まで、あと少しですね。(2024年の春節=旧正月は2月10日)

春の風が氷を解かす頃、という意味の「東風解凍」

東風が春の風とされるのは、陰陽五行思想によるものです。気象ニュースでも聞かれる「春一番」は、立春後、初めて吹く強い南風のこと。実際の風の向きと、暦として意図して伝えられる言葉には違いがありますね。

  

さて春の風、東風には「ひがしかぜ・とうふう・あゆ・こち」とさまざまな読み方があります。

他の風はどうなのでしょう?つい、深掘りしたくなる私です。

西風(にしかぜ・せいふう)は秋の風

南風(みなみかぜ・なんぷう・はえ)は夏の風

北風(きたかぜ・きた・ほくふう・さくふう=朔風)は冬の風

このほか、季節に応じた風の名前がたくさんあり、その繊細な使い分けに古の人々の豊かな感性を感じます。

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