大雪(たいせつ)・ 鱖魚群(さけのうおむらがる)

2023年12月17日

旧暦11月5日

二十四節気(にじゅうしせっき)は 大雪(たいせつ)

*12/7~12/21

七十二候(しちじゅうにこう)は 鱖魚群(さけのうおむらがる)

*12/17~12/21

鱖魚群(さけのうおむらがる)の「鱖(ケイ・ケツ)」

日本に伝わ得られた七十二候は、もともと中国・黄河流域の気候を表したもの。鱖魚(けつぎょ)とは、スズキ科の淡水魚“かわめばる”を指しますが、日本にはいない魚。そのため、川を遡上(そじょう)する鮭(さけ)として扱われているようです。

 遡上(そじょう):流れをさかのぼること

鮭が集団で川をのぼる(=遡上する)のは秋から冬。冬至目前のこの時期だと、水温が産卵に適した川に限られそうです。

そういえば、私が子どもの頃はお歳暮といえば「新巻鮭(あらまきさけ/しゃけ)」や「鰤(ぶり)」が定番だった気がします。この新巻鮭、荒巻鮭とも書くように、荒縄で巻いたものだったとか。

本来、正月のご先祖さまの魂を祀る(祭る)機会に、お供えとして贈られていた「米や餅」また「魚」がお歳暮。年長者の長寿を願う食べ物でもあったそうです。

カタログを眺め、お歳暮事情の変化をあらためて実感します。

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