妖しの朝

雨の朝なのに、妙に窓越しに見える外が明るく、空を眺めると…

単に綺麗な薄紅色というより、妖艶というか、不思議な世界に迷い込んだかのよう。

  

物の怪でも出てきそう、そんな感じがします。

  

浮かんだのは『妖しの空』

怪しいでもなく、奇しいでもなく、妖しい空。

  

漢字使い分け辞典(武部良明 著)」によると

  

怪しい

実際がよく分からないために、疑問に思うようす

奇しい

どうしてそうなるのか、よく分からないほど神秘的なようす

妖しい

女の姿が男を惑わすほどの何かを持っているようす

  

今朝の空は、美しい朝の女神だったのかもしれません。

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