雑節 二百十日(にひゃくとおか)
2023年9月1日 金曜日
旧暦7月17日
今日は雑節*の
二百十日(にひゃくとおか)
いつから210日目か、というと「立春」から数えた日数です。
防災の日でもある9月1日。
特に2023年は、関東大震災から100年の節目の年。
古暦からも
現代の暦からも
自然に対する畏敬の念と、対策の両方の気持ちを新たにする日、と言えるかもしれません。
雑節(ざっせつ)
二十四節気以外に、季節の変化の目安とする特定の日の総称。
節分・八十八夜・入梅・半夏生(はんげしょう)・二百十日・土用・彼岸など。
デジタル大辞泉
二十四節気は、処暑(しょしょ)
暑さがおさまるころと同時に、台風がやってくる頃。
現代の暦では、まだ少し早いかもしれませんが、大切に育てた「稲の花咲く頃」にやって来る台風。
農家の方にとっても、人々にとっても心配ですね。
二百十日(にひゃくとおか)
立春から数えて210日目、9月1日ごろにあたる。台風襲来の時期で、稲の開花期にあたるため、昔から二百二十日とともに農家の厄日とされる。
デジタル大辞泉
説により、雑節扱いになったりならなかったりする
二百二十日(にひゃくはつか)
立春から数えて220日目、9月11日ごろにあたり、昔から二百十日とともに農家の厄日とされる。
デジタル大辞泉
旧暦の9月1日は、2023年では10月15日。
日本へ接近する台風も減るころでしょうか。
(2023年は閏月=閏2月があったため、1ヶ月半ほどのズレが生じます)
実りの季節に向けて、「季節の歩みを後押しする」くらいの台風であってほしいですね。
野を分けて進んでいく“野分(のわき/のわけ)”となりませんように。