立秋(りっしゅう)・寒蝉鳴(ひぐらしなく)
2023年8月13日 日曜日
旧暦6月27日
二十四節気は 立秋(りっしゅう)
※8/8~8/22
七十二候は 寒蝉鳴(ひぐらしなく)
※8/13~8/17
帰省ラッシュかと思えば、早くもUターンラッシュとも。
精霊馬(しょうりょううま)のように駆け足、速足で移動せざるを得ないのが、現代人なのかもしれません。
精霊馬(しょうりょううま)
盆に祖先の霊を迎えるための供え物の一つで、キュウリとナスに麻幹(苧殻)(おがら)を刺して、キュウリを馬に、ナスを牛に見立てたもの。
迎え馬ともいう。馬で祖霊がより早く家に帰り、牛でゆっくり戻ってほしいとの願いが込められている、あるいは祖霊が馬に乗り、牛に荷物を背負わせて帰ってくる、などともいわれる。
日本大百科全書(ニッポニカ)
故郷で鳴くひぐらしの声は
「もっとゆっくり出来たらいいのにね」
と寂しさを表しているのかもしれません。
蜩/茅蜩(ひぐらし)
蜩は、薄明の蟬。
明け方に鳴き、夕暮に鳴く。名は「日を暮れさせる蟬」の意。カナカナと鳴く声から「かなかな」ともいう。梅雨の頃から鳴き始めるが、音色に秋の淋しさを感じて、つくつく法師とともに、秋の季語としてきた。
日本の歳時記
ご先祖さまと共に過ごす時間。
どうぞ大切になさってください。