夏至(げし)・乃東枯(なつかれくさかるる)

2023年6月21日 水曜日

旧暦5月4日

23時58分に夏至を迎えます。

  

暦は今日から

二十四節気は【夏至(げし)】

※6/21(水) ~7/6(木)

七十二候は【乃東枯(なつかれくさかるる)】

※6/21(水) ~6/26(月)

  

  

気がつけば日の出の時刻も早くなり、日本列島のなかで西に位置する北九州(福岡)でも4時台から東の空が白んできます。(今朝の日の出は5:06)

北海道の東部や、関東の映像を見ると、もっと早い時間から空が明るくなりますね。

  

日の出がゆっくりな分、お天気の良い日は夜8時近くまでほの明るい北九州(福岡)

夜のイベントが増えるのもわかる気がします。

  

  

北欧など緯度の高い地域にいくと『白夜(はくや/びゃくや)』となり、陽の沈まない夜を過ごすのですね。

  

  

このように(北半球では)1年の中で最も昼の時間が長い夏至。

  

いっそう生命力あふれ、草が生い茂る季節のように感じますが、乃東(だいとう=ウツボグサ)は花の盛りは春。この時期には枯れたように見えると言います。

漢方薬では、夏枯草(かこそう)として用いられるウツボグサ。

  

乃東枯(なつかれくさかるる)

この言葉には、さほど丈も大きくなく、控えめに咲く花をあたたかな眼差しで見つめていた古の人々の思いが込められているようです。

  

  

身近なものへの慈しみの心。

生きとし生けるものに、そっと向けていきたいですね。

もちろんご自身に対しても。

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