清明・鴻雁北 ~歳時記
※4月10日にFBページ【ことばの庭】へ投稿したものを加筆・修正しています
4月10日 月曜日
旧暦では閏(うるう)2月20日。
二十四節気では【清明(せいめい)】
七十二候では【鴻雁北(こうがんかえる)】
清明(せいめい)の
前候では、南から玄鳥(つばめ)がやって来て
末候では、鴻雁(かり)が北へ帰っていく。
※鴻雁(こうがん):大きいものが鴻、小さいものが雁
自然のなかでは、さまざまな交代が起きているのですね。
気がつけば、桜も葉桜に。
(南北に長い日本では、これからが桜の見ごろという地域もありますね)
散歩の途中で
藤
躑躅(つつじ)
石楠花(しゃくなげ)
そして
牡丹(ぼたん)を
見かけるようになりました。
縁あって自分のもとにやってくるものもあれば、役目を終えて手放すものも、次に託すものもあることでしょう。
人間関係であれ、ものであれ、一度つかんだものを手放すのは怖いときもあります。
その怖いと感じる気持ちも大切にしながら、私自身、自然の一部として次に進みたいと思います。
あなたのなかの「手放すものと取り入れるもの」はなんですか?
春の麗かな日々をお過ごしください。