桜始開(さくらはじめてひらく)
※2023年3月26日に、FBページ【ことばの庭】へ投稿したものを加筆・修正しています
2023年3月26日
旧暦では閏(うるう)2月5日
二十四節気では【春分(しゅんぶん)】
七十二候では【桜始開(さくらはじめてひらく)】
といっても
1月から2月にヒカンサクラが開花する沖縄。
3月14日にソメイヨシノの開花が見られたトップバッターの東京をはじめ、九州から関東の平地などでは、すでにサクラサクですね。
気象庁の発表を見ると
富山・福井では3月22日
金沢では3月23日
福島では3月24日に
ソメイヨシノの開花が観測されたようです。
【桜始開(さくらはじめてひらく)】
この暦を実感できるのは、北陸から東北地方の方々かもしれませんね。
古暦(これき)や自然を見ていると感じること。
それは「暖冬でも、厳冬でも、目には見えないところで花を咲かせる準備をすすめる桜の姿」
ハッとさせられます。
今を生きるということは、次への準備をすすめることにもなるのでしょう。
今日を丁寧に。
そして明日を育てる。
桜だけではなく、循環というサイクルの中で準備を怠らない自然。
その姿に、人生を教えられる気がするのは私だけでしょうか。